【SAP FI】テーブル関連図(通貨)

登場人物紹介

三崎レイナ
社会人1年目。新卒でITコンサルティングファームに就職。初配属がSAPプロジェクトにアサインされる。SAPがわからないことだらけで悩んでいたところ、会社の先輩にSAPラボの所長を紹介され、毎週末に所長とSAPのお勉強中!

博士
SAPラボの所長。SAP大好き博士!SAP導入プロジェクトを構想策定~運用保守まであらゆるフェーズを数多く経験。
いまは優しきおじいちゃんだが、プロマネバリバリの時代はかなり怖かったらしい。現在は引退し、SAPの後進育成と啓蒙活動に従事中!

この記事のポイント

テーブル関連図(通貨) 

博士

以下は通貨(Currency)関連のテーブル関連図じゃ!

通貨マスタのテーブル関連図

テーブル一覧・概要(通貨)

テーブルIDテーブル内容
TCURC通貨コード
TCURR換算レート
TCURT通貨コードテキスト
TCURX通貨の小数点以下桁数
通貨テーブル

各テーブル解説

ここではテーブル検索例を紹介します。
テーブルの検索はT-CODE:SE16Nを使用しています。

TCURC(通貨コード)

博士

まずはTCURCじゃ!

TCURCは通貨コードマスタじゃ!SAPで扱える通貨コードを保持しているテーブルじゃ!

TCURCの検索

TCURR(換算レート)

レイナ

TCURR(換算レート)は、換算前通貨と換算後通貨の換算レートを保持しているテーブルですね。

博士

そのとおりじゃ!TCURRテーブルは通貨関連で最も有名なテーブルといっても過言ではないぞい!

TCURRの検索
博士

T-CODE:OB08(換算レート)で登録されたレートがTCURRに格納されるという関係性じゃ!

TCURRとOB08の関係
レイナ

換算レートの更新頻度はどうなっているんでしょうか?

博士

そこはプロジェクトごとに異なってくるぞい!

日次にて換算レートを更新する企業もあれば、月一更新の企業もあり、換算レートの取り扱いは様々じゃ!

TCURT(通貨コードテキスト)

博士

つぎにTCURT(通貨コードテキスト)じゃ!
重要度は高くないが、一応知っておくとよいぞい。

TCURTの検索

TCURX(通貨の小数点以下桁数)

博士

最後はTCURXじゃ!

TCURXでは各通貨の小数点以下桁数の定義を保持しているぞい。

TCURXの検索

最後に

博士

SAPはグローバルに対応できる基幹システムじゃ!

当然ながらグローバルではいろいろな通貨での取引が発生してくるので、為替の影響を考える上でも、換算レートは非常に重要じゃ!

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この記事を書いた人

SAPコンサルタント(経験:FI/CO/ABAP)
米国公認会計士(ワシントン州)

新卒でSIerに入社して、初配属がSAPプロジェクト。その後ITコンサルファーム、不動産スタートアップを経て、システムコンサル会社を起業。

新卒時代にSAPを勉強したくても、SAP情報サイトが少なくキャッチアップに苦労した経験から、SAPをなるだけ簡単にわかりやすくをモットーにSAPラボを運営しつつ、SAP業界の裾野を広げるべく活動中!

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